カテゴリー: DYIサポートブログ
傷んだ社宅の塗り替え開始!!
建ててから35年位経った自宅の塗り替え開始!!
一度、塗り替えていましたが、さすがにかなりぼろぼろ😂
いよいよ、塗り替えることにしました!!
先ずは足場を掛けて剥離作業から始めます。
作業の進行状況や塗料の説明はその都度アップ致しますね😊
中々に難しい色合わせ😅
店長の趣味でギター等楽器類のリペアをしています。ネックの真っ二つに折れた、約60年前位の古き良き時代のエレキギターのグヤトーン LG-85Tのリペア依頼を受け数ケ月を掛けて修理しました。
折れた部分を接着し、弦の張力に耐えれる強度を持たすために表から見えない箇所を補強しました。
コクソパテと言うウッドパテでパテ処理を終えてからが大変🤣
ワインレッド色が中々色合わせが難しく、今回使用したカシューと言う塗料の赤の原色が黄色味が強く、合わなくて合わなくて結局他の塗料の原色を混ぜて何とか近い色を出す事が出来ました。繋いだネックとボディを組み、弦を張り全体を綺麗に磨きました。
アンプに繋ぎ音が出るのを確認してやっとオーナーにお渡し出来ました😍
お盆休みのご案内
8月11日(日)より18日(日)迄お休みさせていただきます。19日(月)より通常通り営業致します。お客様にはご迷惑をお掛け致しますが何卒よろしくお願い申し上げます。
価格改定致しました!! そして・・・
価格改定のお知らせ
色々な社会情勢と各メーカーの度重なる値上げ等で
弊社も値上げせざるを得なくなりました。
誠に申し訳ございませんが、ご了承お願い致します。
しかしながら少しでも皆様にお安く提供させていただきたく
殆どの商品を送料無料
でお送りさせていただける様に調整致しました。
皆様のご注文をお待ちしております。
北海道民限定企画 No.1 !!
雪で傷んだ屋根をリフレッシュ!!
この春4月から6月末まで北海道在住の方の
トタンペイント錆止めをご注文の方に
横張りトタンのダメ込みに最適な刷毛
もみじ印銅巻 40㎜ 1本 を
サービス致します!!
皆様 是非この機会をご利用して下さいね(>_<)
木製スノコにガードラックラテックスを塗る!!
ベランダのスノコを塗ってみた!!
店長宅のベランダに敷いているスノコがボロボロに・・・
毎年ベランダでさささやかな家庭菜園を作って
ます。裸足で歩いたり出来るのでスノコを作って
敷いていましたがボロボロになったので補修する事に
しました。
ちょうど垂木のストックが有ったので傷んでいる場所を補強するように
50㎜位の木ねじで固定しました。
これを作ったときに塗った和信化学 ガードラックラテックスが残っていたので、
今回も刷毛で全面に塗ります。
水性なので臭いもほとんど無く塗りやすいです。
床に接する面と小口は水を吸い上げるので特に小口を
しっかりと塗ります。
バケツに小分けした塗料は残さず塗る様にします。
せっかくなので表面の傷んだ部分も全部塗りました。
刷毛に含んだ塗料もスノコに全部擦り付ける位に塗ってあげましょう。
塗り終わったのが夕方近くだったので、一晩立てかけて乾燥させます。
使い終えた刷毛は大量の水で綺麗に洗って干しておけば次回も使えます!!
屋根にお勧めの弱溶剤形の錆止め
更に細かく分けてみましょう!!
使用箇所、条件によって使う錆止めも変わってきます。例えば建物内部、外部、鉄骨、屋根、ビル、橋梁・・・等々、より専門的になってきますが、ここでは屋根用の錆止めとして最適な錆止めを数種類ご説明致します。
トタン屋根にお勧めの錆止め!!
お手軽品から超重厚タイプまで並べてみました!!
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ハイポンルーフデクロ -ターペン可溶1液速乾変性エポキシ系屋根用さび止め塗料-
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1液ハイポンファインデクロ -ターペン可溶1液速乾変性エポキシ系さび止め塗料-
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ハイポンファインプライマーⅡ -弱溶剤形2液エポキシ樹脂さび止め塗料-
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ハイポン20ファイン -弱溶剤形変性エポキシ樹脂下塗り塗料- JIS K 5551 JASS 18 M-109
商品の説明見出しを見るとお気づきになると思いますが、全てエポキシ系の錆止めです。
ここでエポキシ樹脂についてどのような樹脂かご説明しますね!!
エポキシ樹脂とは??
『エポキシ樹脂とは、高分子内に残存させたエポキシ基で架橋ネットワーク化させることで硬化させることが可能な熱硬化性樹脂の総称』 -by Wikipedia -
と言っても何の事だかさっぱりわかりませんね・・・
まぁ、丈夫な樹脂と言う事ですね!!
と言う事でもっと、かいつまんでご説明します。
エポキシ樹脂の特徴は、耐水性、耐薬品性、耐腐食性に優れていて身近な所で使われています。例えば接着剤や自動車の防食用塗料や船舶の塗料、高速道路のコンクリートの梁や柱の劣化防止用の塗料、飲料水のタンクや缶の内側に使われていたり、水門のゲートや枠等にも使用されている耐久性、汎用性抜群の樹脂なのです。
では、その強力な樹脂を使った錆止めを①から④まで、それぞれ説明します。
エポキシ樹脂を配合した、屋根用の※注1)1液形の錆止め、※注2)塗り重ね乾燥時間が4時間(20℃)で上塗り可能です。色数もブラウン、グレー、グリーン、ブルー、ディープグレー、モスグリーンの6色と豊富です。
ハイポンルーフデクロの兄弟的な1液形の錆止めです。塗り重ね乾燥時間は4時間(20℃)
劣化溶融亜鉛メッキ面にも塗れ、外壁や鉄骨等の汎用の錆止めとしても使えます。
黒さび色、赤さび色、グレー、クリーム、ホワイト(白さび色)の5色
※1)2液形エポキシ樹脂系塗料の高防食性を保持したまま、使いやすくなりました。
強溶剤等の従来の変性エポキシ樹脂系塗料と同等の性能を保持しながら塗料用シンナーを使用する弱溶剤系の錆止めです。上塗りに各種トタンペイントはもとより油性の塗料、1液のシリコン、反応硬化形の各種塗料を塗れる汎用性を持ってます。
黒さび色、グレー、赤さび色、ホワイトの4色
弱溶剤の錆止めの最高峰とも言える錆止めです。防食性、密着性の良い変性エポキシ樹脂を弱溶剤タイプにすることにより、旧塗膜を引き起こしにくく下地に優しく設計してあるので色々な塗膜の塗り替えに最適です。その分乾燥は遅いのですが塗りやすく、扱い易くなってます。橋梁、鋼構造物にも使われる強力な錆止めです。
※注1)1液と2液の違い
本来はエポキシ樹脂は主剤と硬化剤を混ぜて反応硬化させる2液タイプだったのです。役割を分けることによって最高の性能を引き出す設計となっていました。しかし、反面混ぜたら全部使い切らないと無駄が出てしまう欠陥ともなっていました。その不具合を解消するために2液タイプと同じ反応を出来るように、塗料の中にカプセル化した硬化剤をあらかじめ配合して、開缶して空気と触れる事によって硬化剤と反応が始まる様に作られたのが1液形です。最近は性能的にも2液形と遜色ない製品が多々出来てきています。
※注2)塗り重ね乾燥時間
2回目の塗装をするまでの放置時間の事です。インターバルとも言ってますが、乾くのを待ちきれず早く塗りすぎるとシンナー等の溶剤が塗膜に入り込んで塗膜を侵し縮みやフクレを起こします。
何を塗ろうかな?!-錆止めは必要??-
ケレンも済んだ!! -どんな仕上げにしようかな?!-
様々な状態に合った下地の調整も済みました!!
綺麗な色に仕上げてみたくなりますね。上塗りも後で説明致しますが、シリコン系、ウレタン系、フッ素等々、色々な種類が有り何で仕上げるか悩むところですね。
でも、いきなり上塗りを塗ってしまって良いのでしょうか?
錆止めは必要?
下地処理のところで説明しましたがクロスカットの評価が低かったりチョーキング、錆が発生している様な場合は勿論、塗膜の艶を上げたり塗膜強度や耐用年数を上げるのにも錆止めは是非塗りましょう!!
では、錆止めの目的、種類、特徴、塗り方等々説明しましょう。
錆止めとは??
第一の目的は錆の発生を防止したり、錆の進行を遅れさせる事で素材の耐久性を向上させる。又、上塗りとの中間層として塗る事により、下地の吸い込みを抑えて上塗りの仕上がりを良くし艶が上がります。艶が向上すると言う事は滑雪性(雪滑り)も上がります。
滑雪性が上がると屋根の上に雪が積もりにくくなるので、すが漏れ防止効果も有ります。
建物にも大きな加重が掛からなくなるので建物の耐久性もアップします。
膜厚が上がるので紫外線による塗膜の劣化の進行を遅くする効果も有ります。
錆止めの種類!!
錆止めの種類はおおむね次の三種類に分ける事ができます。
- 強溶剤タイプ
- 弱溶剤タイプ
- 性タイプ
①の強溶剤タイプは2液形エポキシ樹脂系の錆止めが代表的で、強い防食性・密着性を持ち橋梁や鉄骨等の塗装に広く使われています。名前の通り使われている樹脂等を溶かすのにトルエン、キシレン等の強い溶剤を使う錆止めです。強溶剤は人体や環境に影響のが有る有害な物質を使用しているので取り扱いには非常に注意が必要になります。
③の水性タイプは有害物質を使わない、又は非常に微量で抑えていて人体や環境に優しい錆止めです。最近は使用頻度も上がってきてます。以前は内部専用でしたが外部でも使用される事も多くなってます。これから使用も増えていくと思われます。
今回は①と③の説明は別な機会にして、使用頻度の高い②の弱溶剤タイプの説明をしたいと思います。
弱溶剤タイプの錆止めの特徴
強溶剤タイプが人体や環境に影響を与える非常に強い溶剤を使用しているのに対し、弱溶剤タイプは従来から使われている塗料用シンナーを溶剤としていますが古くからある塗料とは違い最新の技術が使われています。
塗料用シンナーを使用しているため乾燥速度が適度で塗装作業性が良く臭気が柔らかで環境に優しい塗料です。劣化の進んだ塗膜に塗装しても溶剤が弱いため旧塗膜がめくれてきたり下地を侵す危険性を少なく抑えてます。
防錆力も強溶剤タイプの2液形エポキシ樹脂系に匹敵する製品が多いです。
有害重金属の鉛・クロムを使用してません。
以上ご参考になりましたでしょうか?
では、次項ではお勧めの錆止めをご紹介致します。
塗替えてみよう!!-その前に大事な下地処理-
いきなり塗っても大丈夫??
「トタンの声を聞こう」の項でお話しましたが見て、触って塗装が可能と診断できましたら、いよいよどの様な塗料を使おう!! どんな色にしようか??
などとワクワクとしてくると思います。でも、お化粧と同じで何も下地を作らないで塗ると後で剥がれたり、変色したりと大変な事となってしまうとご説明しました。
では、大切な下地処理についてご説明致します!!
ケレンしなきゃ!!- ※1)ケレンって何っ!?-
ケレンとは塗膜に傷み・汚れが有るときにサンドペーパー・手工具・電動工具等で掃除して脆弱部分を取り除く事を言います。場合によっては全面にわたり傷んだ旧塗膜を剥離することもあります。
そのような場合は剥離剤(リムーバー)を使用することが有ります。剥離剤には、ジクロロメタンと言う強烈な成分を含んだ製品やアルコール系溶剤や強アルカリタイプの非ジクロロメタン系が有りますが、何れにしても非常に危険を伴う作業ですのでプロに任せた方が良いでしょう。
ケレンしてみる!!-下地の状態でケレン方法も色々-
ここではクロスカット法での評価を基本にしたケレン方法を紹介します。
トタンの状態が下記の場合
- 評価点0~1 殆ど剥がれが無く、若干の艶引け、退色が有る状態
- 評価点 2 ①の状態 プラス 若干の剥がれ Xカット面の5~15%程度
※2)チョーキング(白化)も発生してきている。
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評価点3 Xカット面に沿って部分的、全体的に剥がれが生じている
(剥離がXカット面の15~35%程度)
ケレン方法
【1】評価点が①、②の場合は非常に良好な状態と言えます。とは言え最低限、掃除と脱脂、目荒らしは必要ですので下記の工程をお勧めします。
工程1
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ゴミ、埃、をワイヤーブラシや※3)ラスター刷毛等で掃除する。高圧洗浄かホースで水洗い後一日置く。油等が有れば塗料用シンナーで拭いて脱脂する。
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※4)布ペーパー、不織布研磨材、ディスクペーパー等でトタン表面を研磨して足付けをする。
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塗装前にブロアーで飛ばすか、無ければラスター刷毛等で掃いて清浄な面とするよう
しましょう
【2】評価点が③の場合はかなり劣化が進行している状態です。塗膜のチョーキングも進み粉化、塗膜の軟化も進み恐らく錆も発生してきていると思われます。工程1で述べたのと同じ1).2).3)の工程を基本として、更に劣化塗膜のケレン、発錆部の錆落としも必要になります。
工程2
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ゴミ、埃、をワイヤーブラシやラスター刷毛等で掃除する。高圧洗浄かホースで水洗い後一日置く。油等が有れば塗料用シンナーで拭いて脱脂する。
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錆やチョーキング箇所、劣化塗膜は※5)皮スキ、ワイヤーブラシやディスクサンダー等の電動工具も併用して出来るだけ取り除く。
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ケレンで出たゴミや埃は塗装前にブロアーで飛ばすか、無ければラスター刷毛等で掃いて清浄な面とするようにしましょう
【3】評価点が④⑤となった場合は業者さん又は弊社にご相談下さい。
※1)ケレン・・由来はクリーニング(Cleaning)がなまってケレンになったと聞いております。
※2)チョーキング・・塗装の表面が紫外線、風雨、熱等によって樹脂分が劣化して粉化してしまう状態
※3)ラスター刷毛810
塗装準備や工場作業の掃除用として使われる刷毛。最高級豚毛を使用し特殊加工によって腰と毛の弾力を強化しています。塗装や接着剤の塗布にも使われてます。
※4)布ペーパー
紙ではなく、布に研磨剤を付着させている研磨用品。マジックロン、ケンマロン等 研磨力が強く頑固なサビ、屋根用としては#80~#100位が適当です。
不織布研磨剤
マジックロン、ケンマロン等 研磨力が強く頑固なサビ、塗膜水あか、コケなどを落とします。
ディスクペーパー
MLカップⅡ 5個入り不織布研磨材#80研磨力強く下地を傷めない。ベビーサンダーに取り付け研磨します。
※5)Y型皮スキ 60㎜
ペンキはがしから頑固な錆のかき落としまで軽快に作業出来るスクレーパーです。